hiro-ashのカテーテル・アブレーション体験記

とりあえず体験記を書こうと入院2日前にブログを始めました。退院後は経過報告および日々の仕事などであったことをあくまで事実を中心に綴っております。※このブログの内容はあくまで個人の感想です。

日本語の難しさ

また更新をさぼっておりました。

4月1日付の転勤により片道約2時間の通勤となり、5時起きの毎日。おまけに、新入社員向けの安全衛生教育の準備などで最終バスの時間までの残業が続き、週末は寝て体力回復に努める毎日…という状況で、とてもブログの更新をする気が起きませんでした。

とりあえず、もろもろがひと段落したので久々のエントリーとなります。

昨年も新入社員への安全衛生教育はありました。


 

hiro-ash.hatenablog.com

 

今年の新入社員は営業職が多く、その分ソツのない子が多い印象でした。今年は自分の部下が入ってくるので、その意味ではこれからが大変です。

しかし、それ以上に今回苦労したのが、我が社始まって以来の外国人研修生への安全衛生教育です。教育内容自体は新入社員と同じものなので、特別に何かをする必要はなかったのですが、いかんせん来日して約1カ月で、日本語の理解力はだいたいうちの下の子(5歳)レベル。もちろん、それはそれで立派なことなのですが、そういう人たちに安全衛生という専門用語満載の教育を行わなければならない。

そのために会社がお金を払ってまで英語の勉強をさせて下さった訳なのですが、彼らは技術を学ぶと同時に日本語を学ぶために日本に来ているので、極力日本語で話してあげてください…と受け入れ機関からお願いされていますし、結局現場に出ると、それらの専門用語を日本語で理解できていないと仕事にならないということもあるので、できるだけわかりやすい日本語で教育を行いました。

調子にのって話していると、専門用語や難しい日本語表現を使ってしまいます。難しい表現を使ってちゃんと説明した気になっている私の悪い癖がついつい出てしまい、そのたびに研修生の子たちが「?」という顔をしているのを見てそのことに気づく。その繰り返しでした。意識して簡単な表現を使おうとしても、それをどう表現すればよいか考えながら話をするので、話をしながら頭はフル回転!終わった後は非常に疲れてしまい、業務の能率が落ちた為、残業時間が延びるという悪循環にはまってしまいました。

まあ、最後の一文は言い訳ですが(^^;)

しかし、いい経験をさせてもらいました。難しい表現を使わずに人に伝える事は、日本語の理解力が低い人たちはもちろんのこと(子供に対しても難しい表現を使っていた事を反省!)、そうでない大人に対して話すときもいえることで、「難しい事を言ってわかった気になっている自分」に酔っているだけの自己満足にならないよう、気をつけなければ!