hiro-ashのカテーテル・アブレーション体験記

とりあえず体験記を書こうと入院2日前にブログを始めました。退院後は経過報告および日々の仕事などであったことをあくまで事実を中心に綴っております。※このブログの内容はあくまで個人の感想です。

卒園式

本日は、上の息子の幼稚園卒園式でした。年度末の慌ただしい中、周りの皆さんの協力のおかげで参列することができました。

さて、朝目覚めると横で寝ている息子達がニヤニヤしています。目が覚めると、いつもはいないはずのお父さんがいる!というところでしょうか。一緒に起きて、一緒に朝ごはんを食べて一緒に準備をします。男同士なので、途中小競り合いが入りますが、早めに準備ができたので子供達は3階のおもちゃ部屋へ。その間に私と妻も着替えたりしていたのですが、突然上の子が駆け下りてきて、「○○(下の子の名前)が大変なことになってる!」というので、急いで3階に上がると、部屋の入り口のドアのドアストッパーの金具に指を突っ込んで抜けなくなり、シクシク泣いている下の子の姿が(呆)。床は涙でベトベトです。何とか無傷で抜くことができましたが、こんな日に限って事件を起こすのは子供の本能なのでしょうか(笑)。また、穴に指を突っ込みたがるのは男の本n(下品)。

いきなり、このようなハプニングからスタートした一日でしたが、時間通り園に入り、下の子は別室保育で預かっていただき、上の子は自分のクラスへ、親は講堂へ。まずは、親対象のスライド上映会です。

うちの子は2歳のプレ保育から園にお世話になっていたので、まる4年の記録が順を追って流れます。初っ端からなかなかヘビーなメニューです。おかしいなあ、早くも目から汗が…(笑)。そして、子供達が入場。うちの息子以外にも古い付き合いでよく知っている子供達が緊張した面持ちで、でも凛とした表情で一人ひとり行進する姿を見ると、もうたまりませんでした。

もちろん、そんな状態は私一人ではなく、あちらこちらでハンカチを持つ手が動いています。でも、泣くのは大人ばかり。子供達はというと、幼稚園でやり遂げた達成感なのか、小学生になれる喜びなのか、みんないつもと変わらないキラキラした表情をしていました。

それは式が終わっても変わらず、いつもと同じように園庭を走り回って遊んでいます。少し違うのは、親が友達と一緒に写真を撮ろうとすると、それには素直に従うことくらい。まるで明日また幼稚園で会えるかのように、あっけらかんとバイバイと手を振り、分かれていく…(あかん、これを書きながら、また…)。「さよならの意味さえ知らず…」なんて歌がありましたよね。(あとで調べると「路地裏の少年」でした。懐かしい。)まさに、そんな感じでした。

今思えば、自分のときもそうだったかな。このように笑顔でバイバイって言えるような分かれができるのは、このときだけなのかなあと思います。これが「さみしい」って思える日が来るときは、息子が次のステップに進んでいる証拠なのかもしれません。そうやって色々な経験をして、色々なことを感じて人が成長していく。そのプロセスに関与できることは、非常に貴重な経験をできているのだと思います。