hiro-ashのカテーテル・アブレーション体験記

とりあえず体験記を書こうと入院2日前にブログを始めました。退院後は経過報告および日々の仕事などであったことをあくまで事実を中心に綴っております。※このブログの内容はあくまで個人の感想です。

台風、お盆

長らく更新しておりませんでしたが、世間は台風11号の上陸、そしてお盆休みとあわただしく、私自身もこれらのイベントに振り回されておりました。

 

まず台風について、いよいよ上陸が近そうだという9日、私は出勤日ということで会社におりました。ある部署の事務所引っ越しがあるのでその手伝いが主な仕事で、5時には余裕をもって仕事を終えました。昼前後に激しい雨が降り、その後は晴れ間も見えていたので、大したことないのだと思っていたのですが、帰宅してニュースを見ると台風の影響はこれからということで、私が住む地域も避難準備警報が出て、近隣の公民館や小学校に避難所が開設される事態。自宅は山手なので、がけ崩れの恐れもあります。うちのすぐ裏手にも山がせまっておりますので、何かがあってからでは遅いということで、妻と子供たちは妻の実家に避難させました。

そのとき長男はただならぬ気配を察し、非常に緊張してタクシーに乗り込みましたが、妻の実家到着後は緊張から解放されたようで興奮状態でひたすらしゃべっていたとのこと。

私はひとり家に残りました。どうなるか様子を見ておきたいというのもありましたし、家を空けることも不用心だと思いましたので。夜中はテレビとネットで情報収集をして、ほとんど眠れませんでしたが、思いのほか進むスピードが遅かったですね。結局、避難は取りこし苦労のような感じでしたが、まあ、何もなくてよかったです。台風通過後は、疲れがドッと出て、眠りこけてしまいました。

それが終わり、今週はお盆。

以前に書いた、私の父の状態ですが、再検査の結果は芳しいものではなく、今後の治療をどうするか家族で話し合う必要がありましたので、この機会を利用して実家に行き、父母と話をしました。そこで父の強い意志を感じることができ、本当に喜ばしかった。パッと見は無気力に見え、かなり心配したのですが、話すとはっきりと病気と闘う意思を口にしてくれました。

母も父の看病が大変になることについて覚悟を決めたようです。年老いた両親に対してあまり近くにいてやれない苦しさはありますが、自分ができる限りのことはやらなければと再認識した次第です。

盆明けからは私も仕事上いろいろとあわただしくなってきます。詳細はおいおいこちらで報告させていただきます。私自身の身体と親のこと、子供のこと、年を取ると色々なものを背負うことになるということを改めてヒシヒシと感じました。