hiro-ashのカテーテル・アブレーション体験記

とりあえず体験記を書こうと入院2日前にブログを始めました。退院後は経過報告および日々の仕事などであったことをあくまで事実を中心に綴っております。※このブログの内容はあくまで個人の感想です。

説教

今週末、久しぶりに子供に対してブチ切れることがあり、怒りに任せて大切にしているレゴのカタログを破り捨ててしまいました。

その経緯はともかく、子供に対してブチ切れることが、どれだけ子供に伝わるのか?非常に考えさせられました。

子供達が寝てから、妻と話し合ったのですが、子供は激しく怒られると、怒られたという事実しか残らない。それと、怒る対象は今やったことに対して以外は通用せず、過去の行動と関連づけても伝わらないということ。その上で、子供の行動に対して指導をするにはどうすれば良いのかについて、なかなか答えが見つからず、とりあえず親が考えるダメな行動をすることによって、自分にデメリットというかたちで返ってくるということを体験させていくしかないかという結論になりました。しかし、それにしても、デメリットが他人に迷惑をかけてしまうものでは問題なので、さじ加減が非常に難しいと思いました。

そんなことがあった翌日、子供達と道を歩いていると、少し大きい子供2人がキックボードで信号を無視して横断歩道を渡ろうとして、その横断歩道に左折で侵入してきた車とぶつかりそうになり、車を運転していた人(おそらく私と同世代くらいの男性)が怒って、その子供達を説教していたのですが、その怒り方が、お前らを轢いたら、こっちが会社をクビになって家族が路頭に迷うんじゃボケという趣旨でした。さすがにこれは子供達に伝わっていなかったようで、子供達は怒られた後に首をひねっていました(苦笑)。

頭に血が上った状態で人に怒りをぶつけるときに、相手に対して説得力があることを言うのは非常に難しいものなのだということ、傍から見てよくわかりました。

ただでさえ、自分の感情を人に伝えるのは難しいものであること、感情に支配されているときは余計に。それをよくわきまえなければならないと思った次第です。