まだ消えることを許さない命と新しい命の話
金曜日、会社を早退して父の病院へ。
長かった入院生活でしたが、とりあえず退院ということで退院後のお話など先生からあるのでその立ち合いに。というのが、疲れなどが原因か、母が若干弱気になっているように思えたので、冷静に話を聞ける人間が一緒にいたほうが良いとの判断から。
まあ、かれこれ6か月の入院。歳も歳なので、それなりの病気なわけです。母の気持ちもわからないでもないですが、周りの人間が気持ちを強く持たないと、支えになれないので、少しでも力になれたらと思い、事前に担当の先生に私から電話を入れてセッティングしていただいた次第です。
先生からの話は、とりあえず退院して、他の病院でうけなければならない検査があるので、その結果を見なければならないものの、若干明るい兆しが見えているとのこと。まあ、入院前と全く同じ生活は無理のようで、本人はそのことに少しショックを受けていたようですが、息子としてはとりあえず少しでも前進していることが喜ばしい。そんなお話でした。
で、翌日は妹の家にお邪魔させてもらい、1月に生まれた赤ちゃんに初めてお目にかかることができました。生まれたときにいろいろ問題があったため、つい最近まで入院していたのですが、会ってみると元気なことこの上ない!また、長いこと入院していたためか、人見知りなどもなく非常に愛想よく可愛らしいことこの上ない姪っ子(あ、女の子です。うちの一族で唯一の女の子になります。)でした。
うちの子供たちは、会う前は、ヨシヨシしてあげるんだ~とか、いないいないバーで笑わしてあげる~とか言っていたのですが、いざ顔を合わすとモジモジ(笑)。同じ年の従弟と遊ぶのに夢中でした。
父にしても、姪にしても、一度この世に生を受けた命は、なかなか強いものです。自分自身も色々な経験をしてきて少しは物事がわかったような気になっていましたが、まだまだ人間の強さについて知らなかったこと、その事実に気づかされた週末でした。