hiro-ashのカテーテル・アブレーション体験記

とりあえず体験記を書こうと入院2日前にブログを始めました。退院後は経過報告および日々の仕事などであったことをあくまで事実を中心に綴っております。※このブログの内容はあくまで個人の感想です。

治療当日〜午後〜

お迎えの看護師さんが来られて、まずは検査着に着替えました。下着に両サイドを紐で結ぶ紙パンツ、検査着は前が開くタイプです。

そして、いよいよどの体験記を見ても、これが一番痛かったとの感想がある尿道カテーテル挿入ですが、その前に昨日の毛剃りがやはり不十分とのことで、看護師さんに豪快に剃られてしまいました。で、カテーテルの方はと言うと、私は最初、余りの違和感に思わず声をあげて笑ってしまいました。その後麻酔注射のような痛みが走り、挿入完了。痛みというより違和感の方が強く、何かずっとおしっこを我慢しているような感じです。

そして、車椅子に乗り、治療室へ。
いよいよカテーテル・アブレーション開始です。まずは身体中に心電図の機械やらをベタベタと貼り付けられました。それから、首の横側と右足付け根からカテーテルを挿入するので、麻酔を打ちました。次にいよいよカテーテルを挿入するのですが、これが押し込まれる感じが非常にきつく、何度も麻酔を追加していただき、なんとか挿入完了いたしました。ちなみに、カテーテル挿入前に顔にシートを被せられ、視界ゼロ。挿入されてからは、麻酔が効いていたこともあり、奥に入っていくのも、太ももの上にあるカテーテルを入れていただく方の手の動きで、かろうじて分かる感じでしたが、心臓に入るときは、若干、喉の奥がヒリヒリする感じでした。

次は造影剤を入れました。全身に熱いものが流れる感じがあり、その後心臓の状態を見られながら先生方は、治療方法の打ち合わせをされていたようです。

で、カテーテルで(?)意図的に不整脈を発生させながら、不整脈の元を探していく訳ですが、最初は不整脈に慣れるのに一苦労。喉がカラカラになりました。

そして、その場所を電気で焼いていくのですが、心臓の中がヒリヒリする感じで、そのうちのいくつかは、ヒリヒリを通り越して心臓を掴まれているような感覚でたまらず導入剤を点滴していただき、眠っている間に治療していただきました。

全ての処置が終わってから、しばらく不整脈が出ないか様子を見て、ようやく治療が完了いたしました。

病室に帰り、待っていた妻に時間を確認すると、4時30分。ちょうど4時間の治療でした。