講師業務を終えて
先週の木曜日~金曜日と今週の月曜日~火曜日はそれぞれ『職長・安全衛生責任者教育』の講師として自社従業員を中心に(一部、他社の方も受講)講義を行いました。
そこで感じたことを記してみます。
- テキストを読ませることは、明確な意図を持って読ませないと放置プレイになる。
- 演習は実行中に補足説明を行った方が伝わりやすい。ただし複数グループ同時進行で行う時はバランスよく目を配らないと伝えそびれが出てくる。
- どうしても伝えたいことは何度繰り返しても問題なし。
- 基本的に講義方式は眠気との闘い。演習を多めにした方が受講者の集中は続く。
- ただし、伝えなければならない内容を確実に伝えるために講義の時間は必要。
- 演習も結局、定めた時間の前半くらいは試行錯誤の時間となるので、余裕を持った時間設定が必要。
- でも、時間を区切り、尻を叩くことも時には必要。
- 共通の言語で話せる人の集団(とくに技術者)は、「噛み砕いて説明する」ことが苦手?
- 電話で中座しないこと、その気になればできるではないか。
- 演習を行うことを考えるとグループ分けは大事。
- 面識がない人を議論に巻き込む方法を考えなくては。(今回は参加された方の資質に助けられた)
- 本当は、演習の内容でもっと議論をしたいのだけど高望みなのかなあ?
今までの講義より、自省する機会が増えました。また、その自省を後の講義に生かすこともできつつあるのではないかと思います。若干周りが見えるようになってきたでしょうか。次は4月の雇い入れ時安全衛生教育か。もっと受講者は手ごわいと思われるのでしっかり準備していかなくては。